チャオから御嶽山を望むとシュートが3つ見えます
右「青」が日和田の登山道のシュートです
真ん中「緑」が「いけちゃんガリー1」と呼んでます
左「赤」が「いけちゃんガリー2」と呼んでます
ハイクするルートは真ん中の湾曲している岩沿いが最短ルートです
このルートは上部の雪が消えるのが早いために4月中旬以降は上れない
可能性があるので、上部の雪が消えている場合は左の日和田ルートまで
森林限界付近をトラバースして上がります「ルート参照」
ガリー1,2共に濁河温泉に行く林道まで滑ります
チャオのゴンドラ終点より森林帯をやや東に向かって上ります
深い沢を渡ってまっすぐ上に上がると森林限界です
真ん中の湾曲した岩の付近を上がります
この辺りでシールからアイゼンに履き替えます
気持ちいい高度感です
眼下にはチャオが間近に見えます
斜度はご覧のとおり急ですよ
硬いときはピッケルが必要です
西側に見えるのがいけちゃんガリーです
奥の広い面が2ですよ
どちらかといえば滑って気持ちいいのは2ですね
継子岳山頂に着いたら五の池方面に少し下っていきます
後方に見えるのが継子岳山頂です
ドロップインの斜度はこんな感じ
やっぱり急です
シュート右側の沢の深い方になだれのデブリが集まっています
ピットチェックして少し不安があれば左の斜面を滑るといいです
この斜面が少し左「西」よりのラインです
ここだと沢の中心から外れるので雪崩の危険は少し軽減されます
森林限界下部の斜度がゆるくなった地点からの全景です
いいでしょうー
上に向かって左の沢の中心に向かって雪崩が発生します
向って右の斜面に上部からトラバース気味に滑り込んで
ラインをとると比較的安全に滑れます
斜度はありますけどね
森林限界から下はこんなジェットコースター顔負けのコースです
雪が少なくなってからは川になりますので危険です
林道に出るとチャオまでハイクです
時間にして30分位です
スキーブーツでは辛いので車をデポしておくといいでしょう
ただこのような2車線ではない狭い道ですので、車の置き場所には
苦労するかもしれません
このルートは沢筋を1キロ以上1700M付近まで滑るために
沢の水量が増える季節になると厳しくなってしまいます
沢が埋まってなければ森林限界付近を東にトラバースして
チャオに下山しなければいけません
沢の状況をしっかり把握して滑りましょう