このルートはCIAOのゴンドラを利用してハイクするためにスキー場営業期間が便利です
しかしハイシーズン中は北斜面で斜度が急な為に滑るエリアも少なく、又登攀のテクニックも
冬山山岳登攀のテクニックを要求するルートです
すべりを主体としたシーズンはやはり4月から5月と考えた方が良さそうです
この画像は5/9営業最終日です
例年よりは雪が残っている様子です
このゴンドラ終点から樹林帯に入り森林限界付近で東にトラバースして夏道のある
沢を直登して継子岳山頂に向かいます
ゴンドラ終点から東に向けて標高を稼ぎながら樹林帯を登ります
途中2箇所の沢を越えてます
2つの沢を越えた付近で開けたところに出るのでそこを直登します
森林限界付近出でたところです
スタートから1時間くらいです
ダケカンバは非常にきれいなところです
さらに標高を稼ぐとハイ松地帯に入ります
そこから東にトラバースしていきます
上部を見ると山頂まで続く谷が出てくると、そこが夏道のある谷です
谷をひたすら登ります
御岳エリアのハイクでは1番急なルートです
斜度は40度近くアイゼンなしでは登攀できません
又アイスバーンになるとザイル、ピッケル等使用する本格的な冬山登攀となります
残雪期でも転倒すると滑落して致命的な事故にもつながります
確実に登りましょう
山頂に近づいて後ろを振り返るとこのような感じです
いよいよ山頂に近くなると雪も消え夏道が出てきますのでそこを登ります
夏道も荒れているのでアルペンスキーブーツではちょっと苦しいです
継子岳山頂まで3時間くらいかかります
その裏は御覧の通り四の池、三の池の広大な斜面が広がります
帰りのことを考えると早めに切り上げて計画的に下りましょう
下るルートは登ってきたルートのほかに継子岳山頂より西側にもう少し斜度のゆるい谷があり
そこを滑るとチャオ〜濁河温泉につながる道まで滑る事が可能です
いずれにせよこのルートは他の御岳山のルートとは違って斜度がきつく危険を伴います
山岳登攀技術をある程度熟知してハイクするルートでしょう