このルートは開田高原マイアスキー場TOPからハイクするのが最短ルートでありますが
マイアスキー場は営業期間中は登山のためのリフト使用を禁止しています
「過去にこのルートで雪崩遭難が起きた影響です」
この画像は営業終了後にゲレンデをハイクして滑ったものです
営業期間中はチャオから継子岳にハイクして滑走可能です
[上から下ってきてゲレンデに入るのはOKというなんとも勝手な方針!」
マイアTOPからの森林帯は御嶽山の森林帯ではもっとも密度が低く、
滑走しても楽しめるルートだけにリフトの使用禁止は残念です
リフトTOPから森林限界までは50分ほどで到着です
森林限界から見た継子岳U峰と風の谷上部です
右側に少し見えているのが中央の「兄」に対して「弟」です
雪が緩んでいる4月以降でもアイゼン、ピッケルが必要なルートですので
しっかりとした雪山登攀装備が必要となります
登るのは真ん中左のハイ松沿いのルートが岩もありミックスのルートで登りやすいです
途中にはこんな岩があります
いつ落ちるんだろうか?
継子岳U峰からシュートを滑ったトラックです
下のガスの辺りが最初の滝があるところです
つまりトップから滝までの斜度は平均35度程度が続いているので、硬いときに
転倒すると滝まで滑落は間違いないです

継子岳U峰から滑り出した「兄」シュートです
とにかく最高なシュートです

森林限界付近まで下りるとさらに狭くなります
北隣の「弟」シュートはこの上部でつながります
この辺りからスピードを落とさないと、いきなり滝に出ます
継子岳とU峰の間からドロップすると「弟」シュートです
こちらも斜度があります

最初の滝です
両脇の木がなぎ倒されています
雪崩か風の仕業です
自然の力は想像を遥かに超えてしまいます
滝の下は斜度がゆるくなっています
上部の倒木の規模が人間の大きさと比較するとわかるでしょう
一つ目の滝の下を少し下るとさらに大きな滝が出現します
できればこの滝の手前を南にトラバース気味に滑り込むと
マイアスキー場のスカイハイコース中間に出ます
二つ目の滝を下りてトラバースするとスカイハイコース下部に出ます
それより下に下るとスキー場からはかなり離れてしまいます
このコースは御嶽山のルートではTOPクラスのルートです
ただし頻繁に雪崩が起きているところでもあります
雪崩の危険を回避するためには、やはり営業終了後の4月中旬頃が
お勧めの時期だと思います