1990年頃までは登山地図にルートが載っていましたが、全体に浮き石が多く山頂直下の岩場の危険性やピストンルートのために整備もされず消えてしまったルートです
通常の登山ルートのお鉢めぐりと呼ばれる一の池の西ルートに分岐点がありますが、道標などの設置はなくルートは自分で見つけて進むことになります
よく見ると以前の登山ルートがうっすらと確認できると思います


賽の河原から見た継母岳です
御嶽山の中でも主稜線から離れた峰で岩山の山頂付近が独特の雰囲気を醸し出しています

















お鉢めぐりのルートのアプローチから見る継母岳です
岩肌の斜面を降りてシャクナンゾ沢の源頭部まで下って登ります

















よく見るとルートらしきものが確認できます
でも通行者も少なく浮き石が多数あり、落石には十分注意が必要です

















シャクナンゾ沢源頭部の鞍部から見上げる継母岳です
こちらもルートが不明瞭ですがいくつかのルートを選択できます
手前稜線部の岩山の右を行くか左を行くか選択してください

















振り返ると下りてきた岩肌の斜面が見えています
少し北東に目を移せば日本最高所の滝の「高津の滝」が見えます



頂上直下の岩山を南に巻いて稜線に出るとちょっとスリリングなナイフリッジになります
高所恐怖症の方にはお勧めできません





















ナイフリッジの稜線を10Mも行けば頂上です
山頂には小さな祠が有り5人程度のスペースしかありません
また途中浮き石が多く大人数のパーティーの行動は大変危険です
分岐から90分もあれば登頂可能です















帰りは黄色のマーキングがよく目立ちますが、浮き石が多いエリアを通過するコースとなっています
このコースは一般ルートではないために他人のマーキングはあまり参考にはなりません
自分自身でルートを判断して進むべきルートです
このようなルートにマーキングをすること自体が間違っているような気がします